このページでは、株式会社A.I.Pが様々な保険業界の環境変化をどのように捉えて対応し、一企業として、金融機関として保険代理店の在り方をどう考えているのか?そしてあるべき姿を実現するためにどのような理念や価値観を持ち、どのような戦略に基づいて、具体的に何を行っているのかについて説明させて頂きます。
A.I.Pは保険業界に対して以下の宣言を
致します。
①新たな付加価値の創造リスクマネジメントサービスの確立
②新しい組織形態の確立信用力のある広域代理店モデルの確立
③ステークホルダの真の満足の実現社員・お客様・保険会社等
保険業界は以下のような環境変化によって
変革を求められています。
①競争環境の変化個人分野へのIT、NET、通販、巨大資本の参入
②業界環境の変化保険会社や流通プロセスの多様化による保険料・手数料の減少
③経営環境の変化金融庁等による規制強化と業務量増加による効率性の悪化等
これからの時代が求める代理店とは以下の
要素が満たされた代理店でしょう。
①組織化相乗効果とガバナンス
②企業化会社としての在り方
③金融機関化開かれた経営
A.I.Pは以下の3つの基本戦略に基づいて品質を
高めます。
①サービス品質
②マネジメント品質
③マーケティング品質
A.I.Pの支店制度は以下のような仕組みで
成り立っています。
①社内の共通システム全支店・全募集人が同じシステムで業務を行っています。
②社内の共通ルール会計・人事・総務等から募集上の業務フロー・事務フローまで
③社内のマネジメント社内の管理者教育を通した理念・ビジョンを意識した行動・言動
A.I.Pのマネジメント仕組みは以下の3つの
効率的な運用です。
①ガバナンス態勢の構築経営関連法規及び保険業法、業務フロー等の順守態勢
②適切なコミュニケーションWEBシステムを活用した活性化と会議・研修等の活用
③相乗効果の創出とサービス品質の均一化システムやマネジメントを通した組織化
私達の理念は単に自社のみが生き残るのではなく、率先して業界の環境変化に対応し、新たな代理店のビジネスモデルを構築することでこの業界のレベルとステイタスの向上の牽引役となる事です。今よりももっと保険代理業の仕事に誇りが持てるように、若い人たちが魅力を感じて保険代理店を目指す業界になるために、以下の「3つの宣言」を実践していきたいと思います。
保険流通の規模拡大を一つの目的として保険代理店は活動をしてきましたが、これからは量的のみならず質的な向上を目指す必要があり、それがお客様の満足や他代理店との差別化になると考えられます。これからはお客様を守るという視点に立ち、保険会社の保険商品という経営資源に依存した態勢からの脱却と「お客様を守る」という機能に立脚し、如何に保険を活用するかという新たな付加価値を追求する必要があります。
1)リスクマネジメントを基軸とした最適保険提案の実現
① 適切なリスクアセスメントに基づいた保険設計
最適な保険提案に必要なのは保険商品の選択だけではありません。適切なリスクアセスメントを通したリスク環境の把握と財務状況の把握が必要であり、私たちはその支援を含めた最適保険設計を目指します。
② 全体最適を考える
お客様を守るという事を保険の目的として捉えると、一つのリスクに一つの保険といった部分正解ではなく、全社的な視点からリスクに優先順位を付けて対応し、全体最適を考えることが必要不可欠です。
2)財務力向上による強い財務基盤の構築
① 保険でカバー出来ないリスクへの対応
保険でカバー出来ないリスクであったとしても、リスクが顕在化した時の財務的な準備が出来ていなければ存続する事が出来ません。保険カバーが出来ないリスク対するファンドの構築も非常に重要な私達の提案の一つです。
② 財務力向上による保険の有効活用
財務力が備わるという事は、保険への依存度が低下することであり、それによって保険の入り方は大きく効率化することが可能になります。毎年、財務内容の変化に応じた保険設計を検討する事が保険の効率的・効果的活用に繋がります。
3)リスクコントロールによる事故防止への取組み
① 企業の価値を守るために
保険はあくまでも財務的な損失を事後的に埋める機能しかなく、適切な保険に入っていたとしても、事故を起こしてしまった時点で企業の価値は毀損し、社会的な評価が下がることを念頭においてコントロールを実施する必要があります。
② リスクコントロールによる保険の有効活用
リスク量や損失額の減少は保険への依存度が低下するという事であり、保険活用の効率化が可能になります。事故が発生しない状況を作ることは企業の価値向上に繋がると共に、保険の効果的・効率的な活用に繋がります。
近年広域展開を行う代理店は増加していますが、業界内における広域代理店の信用度はまだ高いとは言えません。単に規模拡大を追求するのではなく、広域展開をしていても、しっかりと理念やビジョンを共有し、ガバナンス態勢が確立された発展的な組織を構築することによって、業界における新しい組織形態を構築していきます。
1)マネジメント態勢の確立
① 理念とビジョンに基づいた経営
組織の最上位の概念である理念とビジョンに基づいた経営を実践するには、経営戦略や経営計画にその価値観が落とし込まれ、一つ一つの現場の業務に浸透することで意思決定の基準となる事が大切です。
② 人材の育成と活性化
保険代理店の経営資源は人材であり、如何に優秀な人材を採用し、理念とビジョンに基づいて育成していくかが将来の会社の健全性を支える事になります。また、積極的なコミュニケーションによって人材の活性化を行う事が組織の生産性や価値を高めることに繋がります。
2)組織化・企業化の推進
① 業務と役割分担の明確化による効率化と均一化の推進
人それぞれに個性や感性があり、得手不得手があります。組織だからこそ出来る役割分担による効率化を推進すると共に、各地域におけるサービス品質の均一化を業務の明確化と業務の集中によって実現することが大切です。
② サービス品質の向上と永続性の追求
一人の能力や知識、経験値には限界がありますが、組織の相乗効果を発揮する事で一人では不可能なことが可能になり、一人への依存度を低下させて組織としてお客様を守ることが永続的なサービス及び品質の維持に繋がります。
3)ガバナンス態勢の構築
① 保険業法への適切な対応
金融機関として求められるガバナンス態勢を確保するために、保険業法等の順守はもちろん、自社の理念やビジョンに基づいた良質なサービスの提供を確保するために、お客様本位のガバナンス態勢の構築を行います。
② コンプライアンス・CSRを意識した経営
一企業として当然求められる労働基準法や個人情報保護法等のコンプライアンスを厳守すると共に、保険代理店が持つ社会的使命を意識し、プラス貢献のみならずマイナス影響であるリスクを認識し、それらを意識した経営を行います。
保険代理店のステイタスの向上は、関連するステークホルダや社会の認識の変化によって実現されるものです。私達は以下の関連の強いステークホルダの要求をしっかりと受け止め、それにしっかりと応えていく事によって我々自身で我々のステージを上げていくことが必要です。
1)社員
① 誇れる職場として
誰もがA.I.Pで働いて良かったと思えるように、職場環境を注視し、働きやすい組織風土を構築すると共に、適切な人材育成を行い、貢献度の高い人材を育成する事で、安定的な経営と高い処遇の実現を目指します。
② 誇れる仕事として
保険代理業を誇れる仕事として使命感を持って働き、保険代理業をやってきて良かった、楽しい仕事だったという認識を持って頂くことで満足感や達成感を感じて頂ける業界構築を目指し、その牽引役となることを目指します。
2)お客様
① 頼れる存在として
お客様との信頼関係に基づいた安心を提供できる存在として、常にお客様本位でサービスを提供し、A.I.Pに任せておけば大丈夫、安心だと思って頂ける会社を目指します。
② お客様を守る存在として
お客様の真の満足を追求する事で、有事の際に役立つ保険を提供し、お客様をしっかりお守りする事で、事故の際にもAIPに任せていて良かったと思って頂ける会社を目指します。
3)保険会社
① 保険を社会に生かす
私たちは、保険会社の保険商品を如何に効果的・効率的に社会に役立つ形で提供出来るかを絶えず考え、保険会社との協力関係の中で、保険事業の健全な発展を目指します。
② 相互の発展を目指す
保険会社にもA.I.Pが代理店で良かったと思ってもらえるように、保険会社とのコミュニケーションを通して信頼関係を構築し、協力し合う事でお客様の満足を追求し、保険会社と共に発展する会社を目指します。
ここでは、保険業界が抱える問題(少子高齢化や自動車離れ、フィンテックの進展等)や保険代理店を取り巻く経営環境(ガバナンス態勢の強化や個人マーケットの衰退)及び将来想定される業界環境の変化(業務量の増加と保険料・手数料の減少)等のやリスクについて簡単に解説すると共に、そのような環境変化が求める代理店像を理解し、如何に対応していくべきなのかについてA.I.Pの考え方のポイントを簡単にご説明します。詳細な情報が欲しい方は小冊子を発行しておりますので、申し込み頂ければ幸いです。
ポイント1業法改正によって個人事業の延長の代理店は業界から締め出される可能性が高く、金融業を営む組織としてのガバナンス態勢の構築が必要不可欠となった。
ポイント2業務量の増加と手数料の減少はダブルパンチとなって経営を圧迫するため、効率的・組織的な経営にシフトすることが必要である。
ポイント3個人マーケットは競合が増加する傾向にあり、契約単価から考えてもプロ代理店のマーケットは法人にシフトせざるを得ない状況がある。
ポイント4個人事業及び零細企業としての保険代理店の限界は組織化・企業化が進まない現状の中で永続性を持ってお客様を守り抜くための準備(人材採用及び育成)が出来ていない事です。
ポイント5自社の経営資源と保有するマーケット特性に応じた選択と集中を行わない限り、生き残っていくことが非常に難しい環境である。
1 | マーケット転換の必要性(個人から法人へ) | 6 | 情報提供産業として情報の仕入れをしているか? |
---|---|---|---|
2 | 事業効率の改善(規模の拡大と組織化の推進) | 7 | 保険代理店の品質とは? |
3 | ガバナンス態勢の構築 | 8 | 事業としての保険代理店 |
4 | 乗合代理店か専属代理店か? | 9 | リスクマネジメントの必要性 |
5 | 消費者ニーズへの対応 | 10 | 組織化・企業家の推進 |
様々な環境変化の中で、保険代理店の存在意義を維持し続けるためには、環境変化に柔軟に対応し、ステークホルダ(お客様、保険会社、従業員、社会等)の新たなニーズや要求にしっかりと答えていかなければなりません。そして、それらを実現するためには、明確な理念とビジョンと戦略に基づいたマネジメントが必要不可欠となります。そして、金融機関としてのマネジメント体制、ガバナンス態勢を構築する事が必要不可欠です。ここではこれからの時代に求められる保険代理店像について簡単にポイントを説明させて頂きますが、詳しい内容が必要な方については小冊子を用意しておりますので、申し込みを頂ければ幸いです。
ポイント1企業として安定的な経営を実現するためには、一人当たり売上1000万円を確保し、人件費率は50%程度に抑えるのが理想である。
ポイント2組織の相乗効果を発揮するには少なくとも1億、出来れば2億の手数料収入が必要であり、役割分担やマネジメントの効果が期待できる。
ポイント3企業として、保険業法のみならず、労働基準法や労働社会保険関係法令、会社法等の法令をしっかりと守れることが大前提となるでしょう。
ポイント4社長等の特定人員に依存した経営や同族経営は金融機関として相応しくなく、一般的な開かれた会社や経営への脱皮が必要です。
ポイント5理念とビジョンに基いて独自の経営資源を構築し、ステークホルダに配慮した正しい経営の在り方の実践が必要である。
1 | 会社としてのあるべき姿とは? | 6 | 営業マンからマネジャーへ |
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2 | 保険代理店のコスト意識 | 7 | 経営計画の立て方 |
3 | マネジメントの在り方と必要性 | 8 | 組織力を高めるために |
4 | コンプライアンス意識の醸成 | 9 | ステークホルダの認識 |
5 | ガバナンス態勢の構築 | 10 | 会社と社員の為にすべきこと |
A.I.Pは規模拡大のための組織ではないため、規模を第一に考えることはしません。当然のことながら売上は社会への貢献度のバロメーターであるため、結果としての数字には拘る必要があると思います。しかしながら品質を伴わない規模拡大は一時的なものに過ぎませんし、品質の悪いものを売り込むのが私達の仕事ではありません。規模はあくまでもサービス品質とマネジメント品質、マーケティング品質に応じて決定されるものであり、常に分相応の適正規模という視点を忘れてはならず、そういった意味でもA.I.Pの戦略は常に以下のポイント(3つ品質)に焦点を当てています。
ポイント1組織の規模はサービス品質とマネジメント品質及びマーケティング品質に応じて決定され、それが適正規模であると認識することが重要である。
ポイント2サービス品質は私達のお客様との関わり方、信頼に裏付けられた安心の提供と最終的にお客様を守る知識とノウハウによる安全の提供によって決まってきます。
ポイント3マネジメント品質は組織としての相乗効果の創出とサービス品質の維持・向上、ガバナンス態勢の構築のレベルによって決まってきます。
ポイント4マーケティング品質とは、私達の情報や知識を如何にアウトプットして価値(顧客の増加や増収、仲間の増加や独自商品の提供)を生み出すかです。
ポイント5上記の品質を組織の中で高めていくために、戦略の明確化と役割分担による相乗効果の創出と各自の責任ある業務の遂行が必要不可欠です。
1 | 代理店の戦略構築について | 6 | マネジメント品質とは? |
---|---|---|---|
2 | バランスのとれた成長と規模とは? | 7 | マネジメント品質向上への取組み |
3 | 追及すべき3つの品質について | 8 | マーケティング品質とは? |
4 | サービス品質とは? | 9 | マーケティング品質向上への取組み |
5 | サービス品質向上への取組み | 10 | 価値の高い代理店になるために…。 |
A.I.Pは支店制度の構築を通して、組織としての相乗効果を生み出し、ガバナンス態勢を構築しています。具体的には独自のリスクマネジメントのノウハウや支店メンバーの様々な経験値や得意分野を相乗効果に変えることで更なる品質の向上を目指し、統一した規程や書式、業務フローを構築し、社内で徹底する事でガバナンス態勢を構築しています。私たちはそのような活動を通して、保険代理業界に新たなビジネスモデルを構築し、レベルとステイタスの高い魅力的な業界の創造に貢献したいと考えています。以下に支店制度について簡単にポイントの説明をさせて頂きますが、弊社の支店制度について詳しい情報が欲しい場合は、小冊子を用意していますので、申し込みを頂ければ幸いです。
ポイント1支店制度の目的は規模拡大ではなく、お客様の真の満足(安心・安全な生活・経営)の実現であり、その継続的な提供による支店の発展である。
ポイント2支店制度のビジョンは新しいビジネスモデルの構築で全国No.1の独立系専業代理店となり、ステイタスの高い魅力的な業界にすることである。
ポイント3支店への参画要件はまず理念・ビジョン・価値観の共有であり、それに加えて意識、戦略、ルール、情報・ノウハウの共有が求められます。
ポイント4支店制度は厳格なガバナンス態勢の下に成り立つ組織であり、定められたルールを順守し、各種研修や会議については参加必須となります。
ポイント5A.I.Pは業界の牽引役として最先端の組織を目指しており、手数料ポイントや組織への依存を目的とした参画は認めておりません。
1 | 支店制度の目的 | 6 | 募集人要件の充足 |
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2 | 支店制度の仕組み | 7 | 支店長の権限と責任 |
3 | 支店制度の全体像 | 8 | 支店設置に必要な手続き |
4 | 支店参画の要件について | 9 | 支店参画に必要な費用 |
5 | 支店参画に求められる要件 | 10 | 支店解除要件について |
株式会社A.I.Pは一つの会社として求められる法的要件を満たし、ステークホルダ-の期待に応えるために組織としての相乗効果を発揮すると共に、保険募集上のガバナンス態勢を維持するために様々な取り組みを行っています。具体的には、会社として必要不可欠な会計処理や雇用管理の適正化の為に様々なルールを運用し、経営的な意思決定と現場への浸透を図るために様々な会議体や研修が行われています。また、個々の募集人の行動管理や契約管理に活用するシステムや顧客管理や情報管理の方法まで細かなルールが業務フローや各種規程に定められており全社員がそれらのルールを順守することが求められています。
以下に弊社で行っている様々な取り組みについて簡単にポイントを説明致しますが、詳細については小冊子を準備しておりますので、そちらを参照頂ければ幸いです。
ポイント1主な会議体として、取締役会議、支店長会議が毎月開催されており、支店長会議は年に4回は集合会議で残りはWEB会議システムを活用しています。
ポイント2研修は毎月1回のWEB研修の他に、集合研修として全体研修を年に2回、支店長研修を年に4回、ホールディングス研修を4回開催しています。
ポイント3会計処理は本社で一括して行うため、独自の支店会計報告シートを用い、定められた勘定科目でルール通りに処理することが求められます。
ポイント4雇用は定められた雇用形態、報酬形態、勤務形態を採用し、労働関係法令を守り、均一的な管理を行うと共に募集人要件を満たす必要があります。
ポイント5募集活動については業務フローに基づいたプロセスとシステムを用いて活動を行い、全社的に定めた方針・ルールを順守しなければなりません。
1 | A.I.Pのマネジメント制度(ルールによる統治) | 6 | 雇用ルールについて |
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2 | 各種システムの活用について | 7 | 業績管理ルールについて |
3 | 会議体の運営について | 8 | 業務フロー(募集行為含む)について |
4 | 社内の研修体制について | 9 | コンプライアンス管理について |
5 | 会計ルールについて | 10 | その他の各種ルールについて |